過払い金返還

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弁護士 吉田泰郎

 

 

過払い金返還を請求することは、まじめに考えるにあたいすることです。

なにしろ、いままでは、サラ金から「50万円を支払え」などというように、残債務の支払をもとめられていたところ、実際に、利息制限法にもとづく引き直し計算をおこなってみたら、お金を返さなければならないどころか、もらえることになるのですから。

過払い金返還という制度は、とても、債務者にとって、有利なことだと思います。

しかも、この、返還を請求するお金というものは、もともとは、自分が支払っていたお金なのですから、なにも遠慮をする必要はないのです。

たしかに、サラ金は、お金を貸してくれていました。でも、よく考えてください。

過払い金返還を請求するなに、なにか、遠慮をしないといけない理由があるのでしょうか。

自分は、それ以上に、サラ金に対して、利息を支払っていたはずです。これは、合計してみたら、とんでもない金額になっていることがあるのです。

たとえば、私の経験では、ある方から依頼を受けて、サラ金に対して過払い金返還の請求をしたところ、過払い金返還されたお金は300万円でした。

それで、もちろん、依頼者の方は、喜んでいたのです。

でも、過払い金返還されて、ただ、よろこぶだけではなく、考えてほしいのです。

依頼者の方が、いままでサラ金に支払っていたお金というものは、2000万円を軽く越えているのです。

2000万円を苦労して支払っていた、そのお金から、たった300万円が返ってきた、ということなのです。

ですから、よく考えてください。

過払い金返還されて、うれしいのは、たしかに、そうですが、自分は、いままで、いくらの利息を支払っていたのでしょうか。

その意味では、過払い金返還された、300万円返ってきた、というだけで、よろこぶのではなくて、いかに、借金というものがこわいものであって、人生の一部をうばってしまうものであるのか、よく考えないといけないと思うのです。

もちろん、これは、自分が支払った利息のうち、一部を返してもらう、ということですから、サラ金から借金をしてすぐに過払いにはなりません。

やはり、サラ金から借りて、10年以上は連続して返している人ならば、返還の請求をすることが、間違いなくできる、といえるでしょう。

過払い金返還が見込めるのであれば、それは、もちろん、するべきでしょう。

 

 

 

 

 

 

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